2009年02月21日

介護の現場、報われない仕事

1で書いたように、扱いにくい「老人」を相手にするのが介護という仕事だ。
どれほど、手を尽くして「介護」しても、「老人」に心から感謝されることは、まれにしかない。
感謝したくても、認知病の進行した状態では、理解できない。手足も動かぬ、寝たきり老人に至っては
感情を表すこともできない。「介護」とはそういう意味では報われない仕事であることを、充分に理解して
欲しいのだ。

次に、よくこの世界で使われる言葉で「共感」という言葉がある。間違えやすいので気をつけてほしい。
それはよく似た言葉で「同情」という言葉がある。「共感」と「同情」は似てるが違う。
その「共感」が何故、介護で重要かというと、介護者と「老人」との関係でこれがないと、人間としての
関係ができない。できないと、双方はいつも「敵」と「見方」の関係になりやすいのだ。

とはいえ、生まれ、生い立ち、趣向全てが違う二人がどこに「共感」を見つけることができるだろうか。
多くの「老人」は介護者に「共感」するものがない。ないんだけれど、「日頃、お世話になるから」
ということで、若者におもねて、あえて、「共感」したように見せかけているだけだ。
若者達は、半信半疑なんだが、日頃の仕事の忙しさに紛れて、喜んでくれたんだろうくらいで、通りすぎて
いる。

実は、この事は介護者の天性の技量によることが多い。生まれつき優れた技量を持った介護者は
「老人」に信頼され、尊ばれる。だが、現実、そういう優れた人ばかり集める事は困難だ。最大公約数で
考えていくしかない。ただ、それを目標にして、頑張るしかない。介護職に不適切な性格の人もいる。
そういうように、いろいろ、考えていくと、失業者が増えた。では介護の世界という考えは安直すぎると
「老人」のわたしは思う。

posted by ケイちゃん at 11:41| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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