2009年02月21日

介護の現場、「共感」と「はぐれコキリコ」

「相手が考え、思い、感じていることを、同じように感じとり理解することをいう。しかも、相手との間には適当な心理的距離を置きながら相手の感情に巻き込まれないようにしなくてはならない。」

これが、「共感」という言葉の定義だ。
若者と「老人」との間に、「共感」を持つ。「共感」が生まれる。どうしたらそうなれるのだろうか。


簡単な例で検証してみる。身近なわたしという、やっかいな、へんくつな「老人」を見てみる。
わたしは「カラオケ」が好きだ。若者も「カラオケ」が好きだ。で、「共感」は生まれるか。生まれない。
なぜなら、同じ「カラオケ」でも内容がまるで違う。
わたしは、荒井由実(ユーミン)の曲を100万回聞いても、理解できない。

「14番目の月」、いい歌ですよと言われても「フン、そうかい」というだけだ。


一.立山に両の掌(て)合わせ せめて便りが 噂が欲しい
     まだ未練たち切れないとなぜなじる 越中 雪の湯の町で
       おんなが歌う ああ はぐれコキリコ
 
  二.筑子竹 二人で鳴らし 思い焦がした十九と二十歳
     あの春を忘れた人のにくらしさ 情けの峠越しかねて
       おんなが歌う ああ はぐれコキリコ
 
  三.盆が過ぎ 笛の音太鼓 それに鍬金きくたび想う
     ふるさとを見捨てた人の身の上を 茜に染まる空見上げ
       おんなが歌う ああ はぐれコキリコ

成世昌平とい人が歌う「はぐれコキリコ」という唄だ。感動のあまりに涙が出そうになるほどの唄だ。と
わたしは感じる。だが、わたしの前にいる若者達は無感動だ。歌詞の意味すら理解できない。
こういう「老人」から「共感」を感じられるようになるには、どうしたらよいか。
これが、介護の仕事のもっとも重要なテーマと思う。

予約宿名人
posted by ケイちゃん at 11:47| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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