都会は貧乏人にとって住みやすい。ニューヨークに貧民街があるように、我が国もホームレス
は東京が一番多い。都会は懐が広くて、貧乏人を受け入れられるからだ。
わたしも貧乏人の一人だし、東京は親の代から住んでる街でもあるので、東京にしがみついて
いる。地方都市はパイが小さいので、僅かな利権を大切に守って、生活の基盤を失わないよう
に懸命だ。景気のよい時はまだしも、我が国地方都市は数年前から、疲弊している。
そこに今回の不況である。地方でよそ者の貧乏人は生きていけない。
こういう所で、自民党は選挙に強い。自民党に票を入れなければ、個人として、生活の基盤を
あやういものさせられるという、目に見えない圧力が掛かる。自民党の代議士と地方都市の
企業は密着している。企業ぐるみの選挙を自民党はやる。それを、地方自治体が応援する。
浮動票などあてにできない。こういう現状のなかで、自民党は結党以来最大の危機に立って
いる。中央の東京の論理など、地方都市では、無視される。
今度の衆議院選挙はかってない、激戦と予想される。それでも、自民党は負けるだろう。その負けかた
が問題だ。現有勢力300議席のうち、160議席はすでに、選挙前から当選が有力とされている。
この160議席が、選挙前から、当選有力とされているのが、わたしは不満だ。が、しかし、わたしが
不満を述べてもしかたないが。

